筆者は、鑑定評価書の作成過程において難しいことは何かと問われたら、間違いなく「地域概要の書き方」と答える。鑑定士になってしばらく、それも数年間、地域概要の書き方には相当苦しんだ。たかだか10行程度の文章に半日の時間を費や […]
近隣地域の判定について、運用上の留意事項によれば「近隣地域の範囲の判定に当たっては、基本的な土地利用形態や土地利用上の利便性等に影響を及ぼす次に掲げるような事項に留意することが必要である。① 自然的状態に係るもの② 人文 […]
「最有効使用」とは、不動産鑑定評価基準によれば、その不動産の効用が最高度に発揮される可能性に最も富む使用と定義されており、最有効使用の判定を簡単に言うと、「その不動産を一番価値が出るように使うとしたら何かを合理的に判断す […]
更地の評価の場合、収益性や投資採算性の認められる土地の場合には、取引事例比較法に加えて、収益還元法(土地残余法)や開発法を適用する必要がある。その場合には、土地の最有効使用と認められる用途の建物を想定することとなるが、低 […]
不動産鑑定評価基準によれば、「住宅地の同一需給圏は、一般に都心への通勤可能な地域の範囲に一致する傾向がある。ただし、地縁的選好性により地域的範囲が狭められる傾向がある。 なお、地域の名声、品位等による選好性の強さが同一需 […]
不動産鑑定評価基準によれば、「同一需給圏は、不動産の種類、性格及び規模に応じた需要者の選好性によってその地域的範囲を異にするものであるから、その種類、性格及び規模に応じて需要者の選好性を的確に把握した上で適切に判定する必 […]
不動産鑑定における「確定」作業~実務修習編~ 「確定作業」はどの不動産を、どのような条件で評価するのかを机上で確定させる基本的な作業である。 確定作業では主に、Ⅰ.前提条件、Ⅱ.物的範囲、Ⅲ.権利関係の3点を整理・確定す […]
不動産鑑定における現地調査~実務修習編~ 現地調査は図面だけでは分からない物理的状況(境界、越境、ライフライン、周辺環境、騒音、占有者の有無、建物の劣化・管理状況など)を詳細に確認することである。 &nbs […]